carpe diem

エイトと声優と音楽とお酒とアート。時々ドーナツ。

私はまだ、彼の声を知らない ―渋谷すばる ライブツアー二歳直前の今思うこと

私はまだ、彼―渋谷すばる―の声を知らない。 私がエイターになったときはすでに6人の関ジャニ∞が始動していた。ちょうど《Crystal》が出た頃だった。ハマるやいなや、新米エイターの私は関ジャニ∞の曲を追いかけながら、渋谷すばるという圧倒的な歌手の残り香…

色んな感情の根本にあるのは、たぶん「投影感」の有無なんだと思う

タイトルに書きたいことをすべて要約してしまった。 久々に声優という自分のライフワークのようなものについて語るのに、こんな長ったらしいタイトルを付けてしまった。なんだか恥ずかしい。 さて、ここから先を読む人にわかって欲しいのは私は全肯定型のフ…

忘れられない音楽体験 〜関ジャニ∞/YOU CAN SEE

2020年のライブ初めが明日に迫ってきた。 年末に購入したまっさらなスケジュールに1番に書いたのは佐伯ユウスケさんのワンマンライブ【ウラオモテンション2】。 少しずつライブに向けて準備をしながらチケットを見て、口元が緩ませる。お風呂入りながら、ラ…

友よという声が大阪に咲いた夜

「人生って最高だろ?」 関ジャニ∞の新曲がオンエアされて数週間が経過した。熱い夏が終わりを告げた途端、彼らは人生を文字通り全力疾走。信じられない速さと熱量で駆け抜けている。 ついにスタートの号令が鳴った47都道府県ツアー。 少しずつ輪郭が露わに…

そして私は彼に2度目の初恋をした

それは2度目の初恋だった。 テレビを前に私の心はスタッカートのように跳ね上がった。転調の音の跳ねと私の心は連動しているようだった。それまである程度の距離を空けて向かい合っていたところ、グッと彼の胸元に引き寄せられたような感覚だった。急に温か…

「続く」 という言葉にかけるファンの想い

続く to be continued 最近「続けること」について色々考えていたので今日はそんな話をポロポロとしたい。 ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ 17年近く世間一般的にニッチと分類される男性声優を追いかけてきた私はどんなコンテンツが登場しても、ついその最後を意識してしまう。こ…

【旅ログ】島根(9.7→10) その1

少し前の話。 9月の初めに私は島根一人旅に出た。 旅立つきっかけをくれたのは吉野さん。松江で開催される茶風林さん主催の小泉八雲の朗読会に出ると聞き、悩まず島根行きを決めた。 いざ決めたら話は早い。そういう意味では迷いなき30代、トオコ。通訳案内…

ハッシュタグに込められていたのは最高で最強の愛でした。

9月30日が来た。 私なんてたった半年前に関ジャニ∞に惚れ込んでしまった超が付いちゃうくらいの初心者エイターだから、人によってはお前に何がわかるんだ、って思われるかもしれない。 でも私は出会ってしまったのだ。 彼らの音楽に。 彼らに。 そしてその真…

9月を振り返ると、とても濃密だったなぁと思う。

自分のPCを立ち上げ、真っ先にチェックするのは時計だ。そして同時に視界に入る日付を見て短くため息が漏れてしまう。 今日は9月29日。 あと一日で9月が終わる。 ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ いつも以上にこの29日間を愛おしんでしまうのはそれだけ濃密で幸せだったというこ…

そして当日を終えて

布団に潜り込み、明日の仕事に備えて寝ようとしている。 だけど寝れない。 足は疲れているし、帰宅後気分よく缶ビールを1本飲み干した。久々にお風呂にお湯をためて浸かったし、美味しい冷凍チャーハンを平らげた。あとは寝るだけ。 なのにそれが出来ない。 …

ドキドキな1日前

今、東京ドームシティのタリーズで友達を待ちながらこの文章を書いている。 隣のおば様たちの声も、イヤホンから流れる音楽もどこか遠くに聞こえる。大好きなソイラテの味は分からないし、いつも以上にスマホでフリック入力する文字が誤字ってる。 そんな柄…

Emotional ―感情を解放したその先

Emotional この1枚を聞いた時、知らず知らずのうちに心にかけてしまった沢山の鍵を、一つずつ耳に届く音がそっと開けてくれたような気がした。 リード曲の《Innocence》を初めて聞いた時、私は声を上げて泣いていた。 その理由を考えてみた。 人に言いたいけ…

Dramatic Surf Coaster ―The Band A℃という名刺

吉野さんの音楽の軌跡を辿る中でとてつもなく大きな存在がツアーDramatic Surf Coasterから一緒にライブを作っているバンド、The Band A℃だとおもう。 ようちゃん。 まるさん。 やまちゃん。 フッキー。 もっくん。 この文章を書いている今、彼らの愛称を叫…

レイニーナイター ―泥だらけのあの頃の勲章へ

いくら大好きで応援している人の楽曲の中でも、すべてを100%大好きと言える訳では無い。自分の中でのぶっちぎり1番のお気に入りもあれば、それほど心が揺さぶられないものもあるだろう。私にとって吉野さんの「レイニーナイター」は最初きらみゅんの公式で…

情熱アンソロジー ―何度も見る灼熱の夢

心拍数が上がる音がある。 そう。声ではない。 音だ。 そんな身体の芯から興奮のあまり血が沸き立ち心拍数が上がる音こそ吉野さんの2018年のツアータイトルにもなっている「情熱アンソロジー」である。 ライブでは集まったサポーター達が手拍子をさして我ら…

アドレセンス―クローゼットの中にある服を着て

8月もあっという間に後半戦。 刻々と楽しみにしているアニバーサリーライブが近づいている。そんな今、声優・吉野裕行が歌い届けてきた作品を私なりに振り返りたいな、と思い今日から記事を書こうと決めた。 ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ 1作品目は最新作【アドレセンス】 こ…

トラベルログを始めてみようというお話

今月後半から9月にかけて愛媛の祖母宅に帰ったり、松江出雲にいくのでずっとやってみたかったトラベルログなるものを始めようと思い、近場の蔦屋書店に行った。 購入したのはZEQUENZの手帳サイズのノート。 最近なんだかとても文章を書きたい気分に駆られる…

デジタル保存という落とし穴

断捨離という言葉が流行って早数年。一昔前お片付けで有名になったこんまりさんは今じゃアメリカのNetflixでの番組が大ヒットして大スターになっているとか。 ミニマリスト、断捨離、お片付け、整理整頓。なんと呼んでもいい。どうやら人間は今、片付けるこ…

彼の言葉が私の中にじっくりと染み入る

実はこの記事の書き始めは「7月に入りましたね。雨雨雨」だった。そのネタとも呼べないほどの記事の下書きを温存しすぎた結果、只今8月に入り(しかも日付が変わって間もなく上げているはず)、鉄板のようなコンクリートジャングルで日々過ごしている。 つまり…

目線が合う幸せ: サマステ 吉野裕行

7月最終日。 先週から夏本番、茹だるような暑さに負けそうになりながら過ごしている。麦茶の消費ペースがえげつない。 そんな7月30日、六本木のテレ朝で開催されている夏のイベント「サマステ」に参加してきた。目的はもちろん吉野裕行さん!!! テレ朝ではUnc…

関ジャニの好きなソングリスト

一個前の記事にもあるとおり、今年のGWから私の音楽ライフは関ジャニ色に染まっている。 eighterに導いてくれた友達が「きっと好きだから」と言って、くれたたくさんの音源を聴きながら過ごす毎日は楽しい。 ガチャガチャワイワイした曲しか知らなかった頃は…

心が奮い立った音:関ジャニ∞と出会った2019年5月

2019年上半期の終わりまであと数日。 振り返るとよっちんのツアーの振替公演があったり、キラフェス10周年があったり、神谷さんが野外フェスに出演したり、実に盛りだくさん。大好きな声優さんを全力応援してきたという意味では通常営業だった。 ただ2019年…

恋愛の終わりはグループの解散のようだと思う

つい最近、大きな仕事が無事ひと段落した。幸せなことに自分の書いたものが映像となり世に出たのだ。本当にこのような機会を頂きありがたい限り。 さて、こんな出だしからも分かるように、私は仕事が好きだ。というか好きな事でしかたぶん働けないタイプなの…

解放してあげること

今私はとっても気持ちが楽だ。(趣味において) 好きという気持ちがこんなに楽になるとは知らなかった。 今、私は自分の中の好きという気持ちが研ぎ澄まされている感覚なのだ。 自分が何を欲しているか。 自分は何をしたいのか。 自分はどう暴走しがちな「好き…

好きなものとか自己紹介とか

名前:トオコ 年齢:三十路街道を爆走中 お仕事:翻訳コンニャク 推し事 その① 声優さん 気づけば17年近くおっかけてる。 何事も好きになると一途なので長くなりがち。 その中でも2TOPは神谷浩史さんと吉野裕行さん。 お二人共17年近くおっかけてるなぁ… 魅…

気持ち新たに

突然ですが、ブログをこちらに移転しました。 気づけば学生の頃(ブログ全盛期)に声優やらアニメやらコスプレやら趣味満開のものを書き始めて14年。 前のブログの整理整頓で大昔の記事を読んでいたときに、所々生意気な物の言い方や恥ずかしいテンションの高…