carpe diem

エイトと声優と音楽とお酒とアート。時々ドーナツ。

心が奮い立った音:関ジャニ∞と出会った2019年5月

2019年上半期の終わりまであと数日。

振り返るとよっちんのツアーの振替公演があったり、キラフェス10周年があったり、神谷さんが野外フェスに出演したり、実に盛りだくさん。大好きな声優さんを全力応援してきたという意味では通常営業だった。

 

ただ2019年はイレギュラーが発生。

ホント、きっかけというものはどこから入ってくるか分からないもので2019年5月、私は関ジャニ∞に出会ってしまったのだ。

 

今では初心者eighterである。

 

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仕事柄、自分は芸能情報には敏感な方だと思っている。各グループのメンバーの名前は把握できるし、音楽番組で披露されるジャニーズ各グループの曲はなんとなく歌える。

 

そもそも同世代ということもあり、Jr.黄金世代が出ていた番組はリアルタイムで見ていた。初めて買ったCDは8センチの「硝子の少年」だったし、平日夜の楽しみは「学校へ行こう」だった。今だって「男子ごはん」は好きだし「VS嵐」や神谷さんがよくボイスオーバーをしている「ありえへん世界」も見ている。ラジオも実はよこちょとヒナちゃんのレコメンから聞いていた。こうやって並べていくと、分かりやすく「一般人」だった過去の自分にもジャニーズの関わりが意外とあって驚く。

 

流石国民的アイドルである。

 

ただ画面の向こうの彼らは自分にとっていち芸能人に過ぎず、ジャニーズとはアイドルタレントさんというイメージに収まっていた。

 

そんなイメージを砕いて吸い込むようにハマってしまったのが関ジャニ∞の音楽だった。

 

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音楽に出会ったのは「関ジャム」きっかけだった。

 

それまで関ジャニ∞の音楽のイメージは音楽番組の特番やMステでよく披露される関西で元気いっぱいのガチャガチャ楽しいやつ。番組の盛り上げ隊という印象しかなかった。

 

ただ「関ジャム」での彼らは違った。

 

番組最後の演奏のコーナーで彼らは表現者そのものだった。時には自分たちの楽曲を、そして時には他のアーティストをカバー、演奏するそのに惹かれていった。(やはり声オタの自分は声フェチであり、惹かれるポイントもまた声らしい。)

 

ただここまでは「関ジャム」のファン。

 

それが数ヶ月でいろんな楽曲を飲み干すように聞きまくった。

 

最初のひと押しはeighterの友人だった。大先輩eighterの彼女が「こんな曲もあるで!」とたくさん聞かせてくれたのだ。そしてバラードやライブでのパフォーマンスを見せてもらううちに私は彼らのユニゾンのすごさに心惹かれた。丸ちゃんとヤスくんのハモリは美しいし、たっちょんの低音が支えるリードは力強い。目立つすばるくんの声の伸びの裏にあるヤスくんのハモは気づいた瞬間目を見開いた。失礼な言い方だが、こんなに歌が上手いグループだとは思わなかったのだ。

 

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すべてを変えたのはたった1曲だった。

 

 

Sorry Sorry Love

 

 

もうメロディから好きだった。人を好きになることに理由がないように、曲も一緒だ。なんでか分からない。ただ、この曲が好きで好きで何度も繰り返していた。

 

早口の中でしっかりと刻まれるユニゾンとハモリ、演出のかっこよさ(Jukeboxを見せてもらった)、、、そこには私の知らない世界が広がっていた。

 

そして間もなくして購入したのがライブDVD、Jukeboxだった。

 

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なにはともあれ、この数ヶ月はとても楽しい。

 

声オタは17年近くやっていて、年齢から考えても新しい何かに出会うことは少ない。多くは知っている事だったり、経験済みである。だからこそこの刺激が気持ちいいし、楽しい。

 

なんで今このタイミングなのだろうと思う。

 

私はポジティブファイターだから彼らの楽曲の歌詞と自分のことが重なることが多いからかな?と思っている。今自分が必要としている言葉が彼らの歌にはのっている。

 

必死に全情報を追いかけたり、すべてを知り尽くそうとはまだしていないし、たぶんこの先もしないだろう。自分のペースで彼らと歩み始めることができるといいな、と思っている。