carpe diem

声優とラジオとエイトとお酒とアート。時々ドーナツ。

Funkyな彼らはライブをやり遂げた

浪川大輔率いるノンストレスの音楽活動におけるキーワードがある。

 

 

Funky

 

 

Funkyとはイカしていること。

魅力的でカッコイイこと。

 

こんなにピッタリな言葉をバックに掲げて高らかに歌うノンストレスは最強だ。

 

 

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6月20日。この日は無常にも晴天だった。

 

もし新型コロナがなく、思い描いていた日常が続いていたのだとしたら今日は大阪で野音ライブが開催されるはずだった。

 

この日、私は目を閉じて想像した。

 

伝説の雨男による梅雨時期の野音。きっと私たちは何週間も前から天気予報をチェックしては一喜一憂し、汗だくになりながら物販でゲットしたシャツを着て、OPナンバーでぶち上がって、夕暮れ時の「空色追想歌」に涙して、ラストは声帯がはち切れそうなくらい叫んだと思う。私はアフター恒例のジョッキビール(大)をイッキに飲み干し「浪川さん10周年おめでとう!!!」なんてはしゃいでいたんだろう。

 

迎えることが出来なかったいつも通りの6月20日をこんなにも鮮明に思い描けるのは10年間という時間を浪川さんとノンストレスの音楽活動と共に私も大切に重ねてくることが出来たからだと思う。

 

 

しかし私が愛したノンストレスはこんなもんじゃなかった。

 

彼らは見事にやってのけたのだ。

 

思い描いていた形とは違うけれど。

 

彼らは6月20日にライブを開催してくれたのだった。

 

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すべては浪川さんが社長を務める事務所ステイラックの公式YouTubeチャンネル開設から始まった。

 

生粋のエンターテイナー浪川さんが何かをする。

 

それだけで私の心は高鳴った。

 

その後20日の夕方以降に生配信をするという情報に続いて、そこにノンストレスのメンバー勢揃いで参加すると知った。

 

ノンストレスとはKiramuneレーベルで浪川さんがライブをする時に集まるバンドの名前だ。メンバーはギターのKeiくん、ベースのトモくん、ドラムのキム兄、ピアノのパスタ、そして来楽喜帰ツアーから加わったギターのYousayくん、そしてボーカルの浪川さん。とにかく笑顔の多いバンドだ。浪川さんのファンキー☆シリーズの時は全力で(楽器演奏そっちのけで)ダンスをすることから「たまたま楽器が上手いダンサー」なんて自分たちで言うようになった。

 

そんな楽しいメンバーが揃ったライブ配信はてんやわんやで楽しかった。

 

 

(まだ見ていない人にはぜひ見て欲しい!)

 

オンライン配信あるあるなトラブルから始まり、ノンストレスとしての思い出を語り、そしてラストにはサプライズあり、と彼らのライブ同様盛りだくさんな時間だった。

 

ここではノンストレスの仲の良さがわかると思う。無音になっているのに画面の中の動きがやかましかったり、慣れているメンバーは筆談をしてくれたり。この人たちはどこまでもファンを楽しませようとしてくれる。

 

 

そしてサプライズはまさかのリモート収録してくれたメドレーだった。

(もう公式チャンネルに動画上がってるしネタバレではないよね?)

 

 

こちらは私は多くは語らず「とにかく見てくれ」と言いたい。

 

これが私の大好きなノンストレスの音楽だ!

 

 

ELEVATION

ジャーンとかっこよく入るギターのら1ストロークで全身に鳥肌が立った。そうだ。私はこの瞬間を待ち望んでいた。私のDNAが「ノンストレスのライブ」というものを欲している…そう感じた。

私は秒で高音質ヘッドホンに切り替えて部屋の電気を消した。もちろんコーレスも完璧だ。他人から見たら一人暮らしの部屋で何やってんだと言われそうだけど、そんなの関係ない。私は今この瞬間、いるはずだった野音にいたのだ。

 

 

ファンキー☆ウェーブ

2曲目からノンストレス節炸裂。浪川さんの代名詞と言ってもら過言ではないファンキー☆シリーズの登場。この人達の全力を感じた。

そしてダンスシーンになってみんなが立ち上がり踊り始めた瞬間、何故か涙腺が崩壊した。リモートでみんなバラバラの所にいるのに、同じ動きをして、お揃いのはじける笑顔でいる。それだけで気持ちが溢れてきた。こんなに笑える、トンチキソングなのに。笑える歌なのに。笑いながら泣いてた。

 

ここではぜひベースのトモくん(画面の右上)に注目!

 

 

distance

毎回ファンキー☆~を披露したあと、次の曲を何にするか悩ましいのではないかと思う。今回もみんな全力で踊りきったあと、真顔になり楽器をセッティング。この間がなんとも言えないのだが、ある意味余韻を残さずに済む。

 

そして流れてきたのはパスタによる美しいピアノの旋律だった。

 

大好きな曲「distance」

 

本来これは思っている相手と離れてしまった主人公の気持ちを綴った切ない歌だ。このタイトルからも今みんながやむを得ず置かれている状況がピタリとはまる。

 

もう二度ともう二度と

あの頃に戻らないdistance

 

ここを切り取るとずっと待ち望んでいた時間を辿ることが叶わなかったことを痛感してしまう。サビにはいる時の浪川さんの気持ちを押し込めようと苦しそうな表現がより胸に突き刺さる。でもそれで終わらないのが浪川さんの届ける歌だ。

 

きっと2人は遠く離れていても

ずっと心は誰よりも

いつでも君を傍に感じているよ

 

今日のこのライブでの想いはノンストレスのみんなも同じなのだと感じた1曲だった。

 

 

ノンストレスナイト

ラストナンバーは彼らの名前が入った楽曲。

浪川さんが高らかにと「ノンストレスでいこあぜぇー」と言った時の他のメンバーの顔がすごく良かった。

 

この曲はメンバーのkeiくんが作詞作曲しているだけあって、ノンストレスのアンセムのような仕上がりだ。彼らからファンへの思いがこれでもか!というくらい詰まっている。

 

ノンストレスで行こうぜ君と

同じ夢見ていたいんだ

僕が歌い君が笑えば

それだけが

それだけが僕達のすべてなんだ!

 

「すべてなんだ」の声、こんな今だからかな?今まで聞いてきたライブよりも力強く聞こえたし、そう思ってくれることがファンとして嬉しかった。

 

 

 

冒頭でFunkyはイカしているとう意味と書いたが、実は私はイカしているの本当の意味が分からず今回調べた。様々な由来がある中で目に止まったのが「活かす」という言葉だった。

 

 

浪川さんたちノンストレスのライブは音楽で届けようとする「活きざま」を届けてくれるところだ。お互い活かされていて、同じ方向を、夢を、音楽を楽しんでいるからこそ、他では体験できない圧倒的一体感があるのだと思う。

 

そういえばライブは英語でLIVE(いきる)という意味になる。

 

なんだか不思議と繋がっているような気がして面白い。

 

 

6月20日

本来の形ではなかったけれど、ノンストレスが見事ライブをやり遂げたことが誇らしくて嬉しい。

 

彼らはすごい。

 

だって。

 

 

ライブを中止にはしなかったのだから。

 

 

 

だからこそ私は10周年お祝い出来るタイミングが来たら全力で彼らと共にFunkyでありたい思う。