泣きたいのに泣けないのはなぜ
子供はいつから泣くのを我慢するのを覚えるのだろう。
私は自分の感情の起伏を涙や怒りという形で発散するのが苦手だ。別に親に「泣くんじゃない」って言われてきた訳でもないけれど、性格のせいなのだろう。小さい頃から泣くのを我慢するのが得意だった。だから大人になった今、感情が嫌な感じで揺さぶられるとどうしたらいいのか分からなくなる。
今日関ジャニ∞の47ツアーUPDATEの開催中止が発表された。
職場だったのに頭が真っ白になった。
でも泣けない。
涙が出ない。
心はこんなにもワンワン泣いているのに。
関ジャニ∞の公演は紙チケットではないから、手元にUPDATEに関する証拠は何も残っていない。スマホでFCページを見ながら、もしかしたら当選したことすら夢だったんじゃないかと思ってしまう。
メールが届いた19時以降、記憶が無い。食欲もなく、夜はお茶だけ飲んだ。こういうときこそ大好きなお酒を飲んでみようと思ったのにその元気すら出てこない。
でも私はこうなってしまってもまだ泣けない。
関ジャニ∞がまだ自分に寄り添ってくれているって肌で感じているから。
思えば春先、コロナが猛威を振るい始めた頃の彼らもそうだった。初めての延期の連絡のときはAll is Wellを歌ってくれた。2回目の時はLIFEをバンド演奏してくれた。どちらも見ればわかる。関ジャニ∞は止まらない。彼らは進んでいる。
でも彼らがすごいのでeighterを誰1人置いてけぼりにしない所だと思う。遅れそうになったら笑って待っていてくれる。転んだら振り向いて声をかけて手を差し伸べてくれる。
今回、エイトはRe:LIVEのアナザーMVを作る企画を教えてくれた。
Re:LIVE
もう一度ライブを。
その企画の意味の大きさに私はやっと、泣けた。
次私が泣くのはどこかの会場でエイトに会った時だ。