carpe diem

エイトと声優と音楽とお酒とアート。時々ドーナツ。

目線が合う幸せ: サマステ 吉野裕行

7月最終日。

先週から夏本番、茹だるような暑さに負けそうになりながら過ごしている。麦茶の消費ペースがえげつない。

 

そんな7月30日、六本木のテレ朝で開催されている夏のイベント「サマステ」に参加してきた。目的はもちろん吉野裕行さん!!!

 

 

テレ朝ではUncle Bombとして浪川さんと「おじさん爆弾」という番組を持っている。その縁で今年はなんと名だたるアーティストたちの一覧に名前を並べた。キラフェス以来の本格的ライブステージに心踊らせた。

 

とはいえ7月30日は平日。仕事の都合で私は後半3曲からの参加となった。一瞬こんな遅れるなら行かなくてもいいのでは?という考えも過ぎったが、、、参加してよかった!

 

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今回は遅くなるのが分かっていたので、後方からゆるりと自由観覧。ちょうど会場の音漏れが聞こえてきたのが『マイペース』のとき。六本木ヒルズの迷路のような階段を、12時が差し迫ったシンデレラのごとく掛け下りる私。

 

自由観覧エリアはいつも見かけないサラリーマンの方やふらっとついでに見に来たサマステ来場者がちらほら。いつものピンク一色の空気感とは違う感じが私は面白かった。

 

『\わっしょい/』はライブに持ってこいのアゲアゲソング!しかも今回もやってくれたよ、吉野裕行名物?客降り!(笑)

 

この様子を隣にいたリーマン(恐らく吉野さんサポーターではない人)も最初はビビりつつも最後は「やべぇ!たのしー!」って言ってたから本当に吉野裕行という人物は唯一無二のエンターテイナーなんだなぁと思う。そしてそんなリーマンの心から溢れ出た感想を聞いて何故か誇らしくなる私。

 

ラストは今日発売の『アドレセンス』メロディが美しすぎて、歌声が聞こえる前にハートを掴んでくるこの曲の生初披露がこのサマステ。オープンエリアだからこそ、吹き抜く風に吉野さんの声がのっかって、いつもの箱よりも気持ちよさそうに見えた。

 

途中手に持っていた浪川さんのイエローマンのタオルを振り回しすぎて、うまい具合にスクリーンの裏に引っ掛けちゃったり。その瞬間の歌詞が「また会えるかな?ひとりじゃない僕達はいつだって繋がっているから」だから尚更面白い。これぞ我らの吉野裕行!って言いたくなっちゃう。

 

なりゆきだったけれど、私はあの後方でゆっくりと吉野さんを見ることが出来て良かったと思う。いつもみたいにサポーターに囲まれて、あの一体感や熱気の中で声を上げるのは大好き。ただ今日みたいに1人で周りにスペースがある中でゆっくり見るという経験は初めてだった。そのゆとりが私には心地よかった。

 

そして周りに人が少なかったからだろうか?それとも真っ白なシャツを着ていたからだろうか。

 

 

目が合った。

 

 

 

(気がする。)

 

 

最初は『\わっしょい/』のとき。着いたばかりで前の空きスペースに行こうとしたら吉野さんが客降りをしてきて、なんだかお互い歩み寄ってるような形になってしまった。そのときが1回目。

 

2回目は『アドレセンス』の間奏。じっとこちらの方を見ていた気がした。それは私のポジションがたまたま良かったのだろうけど、数秒間私はそんな吉野さんから目が話せなかった。素敵な歌詞風にいうなら、視線が絡み合うというやつだろう。

 

 

わかっている。これらはいつも私が言っている「こっちが見てるんだから当たり前でしょ現象」かもしれない。

 

 

けどライブや会える現場に参加していて胸が締め付けられたり、息をすることが出来なくなるような「目が合う」経験したことある人はたくさんいると思う。

 

距離とかそういうの関係なく紛れもない確信として「目が合った」う経験。

昨日のことは気の所為だと理性が言っていても、自分だけはそれがホンモノだと思い込んでいる。

 

それが本当かなんて分からないのだから、都合よく信じちゃえと思っているタイプなので昨日の私は間違いなく幸せだった。

 

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終わったあと友達と六本木でカンパイ。

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次は週末の発売記念イベント。

そして何よりも【アドレセンス】をフルで堪能できる。私の幸せはまだまだ続きそうだ。