carpe diem

エイトと声優と音楽とお酒とアート。時々ドーナツ。

2020-01-01から1年間の記事一覧

自分宛の手紙をもう一度書くとして - SHE'S <Letter>を聴いた

『10年後の自分へ』 『20歳の自分へ』 そんなメルヘンチックなタイトルのついた自分宛の手紙を書いた頃を思い出してみる。はっきり言って、この手の課題が大嫌いだった。だからまったく乗り気じゃなかったこと、適当に鉛筆を走らせていたこと、、、そんなぼ…

2020年、音楽との出会い方

音楽との出会い方は色々。 ラジオから流れてくるパワープレイソング。 テレビの歌番組でのパフォーマンス。 CDショップでのジャケ買い。 身近な人達のオススメ曲。 同じ曲でも出会い方は人それぞれ。その曲が好きな人の数だけ出会うまでのストーリーがある。…

さぁ、はじめよう。「ない」から「ある」は絶対に作れるから ―吉野裕行

ついこの前、私は久々に平日休みを取って出かけた。自称呑み鉄の私。電車に乗りたい気分に駆られた。この時期なので色々考えて、地元駅を通るグリーン車付きの路線で2時間の所にした。ちょっとした買い食い、外食、そしてフォトジェニックな場所での写真撮影…

65くらいで生きていたい

好きなものは65くらいが丁度いい。 これは私の持論だ。 自分の心の容量を100だとしたら、自分の趣味事である声優、eighter、ラジオ、お酒、食べ歩き、旅行、などは合計で65くらいにしておくのが1番気持ちが穏やかな気がしている。 私の中での物事の優先順位…

窮鼠と私の1週間

「一瞬で恋に落ちた。」 今ケ瀬を演じる成田凌さんの静かな一言で始まる映画の予告。 「大伴先輩」 ちょっと躊躇いつつも嬉しさを隠せない今ケ瀬の声。それは半年前の予告解禁の時から強い印象を残した。そしてそれは窮鼠という物語に再会できるという懐かし…

狂っているのは今なのか、昔なのか

新型コロナ この名前を耳にしてもさほど驚かなくなってしまった。もちろん感染力はわかっているし、実際自分が働いているオフィスビルから感染者が出た時は怖いと感じた。 ただ人とは恐ろしいもので慣れてしまう生き物なんだなぁと実感している。 そこに在る…

それはクローゼットから服を選ぶみたいに― 7年分のありがとうを込めて

私は朝目覚めるとラジカセをONにする。 ラジカセの周りはCDの山。 私だけがどこに何があるかわかってる。 そこから1日の始まりの1曲を選ぶのだ。 それはクローゼットから服を選ぶみたい。 今日の自分の気分はどんなんだろ? 今日の予定はなんだっけ? あー雨…

泣きたいのに泣けないのはなぜ

子供はいつから泣くのを我慢するのを覚えるのだろう。 私は自分の感情の起伏を涙や怒りという形で発散するのが苦手だ。別に親に「泣くんじゃない」って言われてきた訳でもないけれど、性格のせいなのだろう。小さい頃から泣くのを我慢するのが得意だった。だ…

11年目の当たり前

私にとって当たり前なこと。 それは。 朝、寝起きが最悪なこと。 毎晩ビールを2缶飲み干すこと。 飽きずに深夜にラジオを聴くこと。 決まって通勤中に本を読むこと。 相変わらず神谷さんが好きなこと。 これから聞きたいCDがたくさんあること。 これから見た…

衝動的に買ったピスタチオラテの味を私はたぶん忘れない

土曜日の夜の今、私は近所のカフェでピスタチオラテという飲み慣れないドリンクを片手に文章を打っている。普段ブラックコーヒーかストレートティーばかり嗜む私がこんなクリームたっぷりの甘いものを衝動的に頼んでしまった理由はただひとつ。 シンプルに浮…

それは真夏の夜の夢に響いた声だった ―Johnny's DREAM IsLAND 2020-2025 大好きなこの街から

なにわの日(7月28日)が笑顔を連れてやってきた。 梅雨の湿って重たくさい空にスパッと割り込むような底抜けに明るい声たちがウォーターキャノンのバーストと共に大阪万博記念公園から鳴り響いた。 それは一筋の光のようにも感じた。 彼らは歌に乗せてこう高…

アドベントカレンダーの日々 ―ドリアイに向けてのカウントダウン

ちょうど1か月前。 6月27日のことだった。 前日の夜、朝のニュース番組の公式アカウント達が一斉にとあるハッシュタグを並べた。 #関ジャニ∞ #ジャニーズWEST #なにわ男子 #Lilかんさい #Aぇ!Group #関西ジャニーズJr 西の方から熱い鼓動が地響きのように聞…

Funkyな彼らはライブをやり遂げた

浪川大輔率いるノンストレスの音楽活動におけるキーワードがある。 Funky Funkyとはイカしていること。 魅力的でカッコイイこと。 こんなにピッタリな言葉をバックに掲げて高らかに歌うノンストレスは最強だ。 ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ 6月20日。この日は無常にも晴天だっ…

声優イベントに蔓延する笑いの危うさを考える―今だからこそ私はしっかりと言葉にしたい

ここ数週間私の思考回路はぐちゃぐちゃだ。 自宅のテレビから流れてくるのは私の第2の故郷アメリカでの悲惨と怒りに満ちたニュースばかりだ。自分も黄色人種というマイノリティとしてアメリカにいたからだろうか。酷い差別経験とは幸せなことに無縁だったけ…

それは間違いなく「今」だったんだ

2020年4月29日。 本来なら47ツアーのフィナーレを早めの夏の香り漂う沖縄で迎えるはずだった日。 この日に公開してくれた関ジャニ∞、メンバー5人でのラジオで発表された企画に私は驚き、そしてその内容にどこまでも彼ららしいなぁと感じた。 その企画の名前…

2020年 春アニメメモ

久々にこの記事!! ここ数クール分、オフの生活が忙しくて出来なかった恒例だったこの自分用メモ。復活しました。 ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ 以下自分用メモ。 放送局も関東在住の基準です。 【天晴爛漫!】 MX 4/10~ 久々のオリジナル作品。大好きなPAWorksさんアニメなの…

3月の最終週のワタシ

3月の最終週なんて大嫌いだ。 「始まりがあれば終わりがある」なんて言うけれど、それはつまり私の大好きな番組が終わる悲しみに暮れているのと同時に来週から始まる新たな番組を喜んでいる人がいるという事じゃないか。 (なんやねん、もう) そう言った瞬間…

お気に入りを壁から外した

なんとなく。 なんとなく最近肩こりが酷くなってきた気がして。 なんとなく。 なんとなく足に枷をつけてしまった気がして。 だから。 だから私は壁に貼っていたお気に入りの写真を外すことにしてみた。 ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ 自分は感情の起伏を含め、あらゆる事をコン…

ラジオメールを書くということ

終わりというものは突然やってくる、なぁんていう小説の一文のような文字を通勤中のスマホで打ちながら私は今、寂しさという波を押し退けようとしている。 来月大好きなラジオ番組が1つ終わってしまう。 私の推し、吉野さんはしきりに「始まりがあれば終わり…

起きて半畳寝て一畳。きっと彼はこの先も赤い絨毯で旅するんだ。 ―RYO NISHIKIDO NOMAD LVに参加して思ったこと

12月19日。平日の夜。 会社に1時間の早退申請をしていた私は同僚たちの「お疲れー」の声を背に受けて日比谷の映画館に向かっていた。 電車に乗っている間、ずっと心臓が煩かった。ドンドン鳴りすぎて肋骨が若干痛いくらいだ。 私の向かう先。それは錦戸亮の…

私はまだ、彼の声を知らない ―渋谷すばる ライブツアー二歳直前の今思うこと

私はまだ、彼―渋谷すばる―の声を知らない。 私がエイターになったときはすでに6人の関ジャニ∞が始動していた。ちょうど《Crystal》が出た頃だった。ハマるやいなや、新米エイターの私は関ジャニ∞の曲を追いかけながら、渋谷すばるという圧倒的な歌手の残り香…

色んな感情の根本にあるのは、たぶん「投影感」の有無なんだと思う

タイトルに書きたいことをすべて要約してしまった。 久々に声優という自分のライフワークのようなものについて語るのに、こんな長ったらしいタイトルを付けてしまった。なんだか恥ずかしい。 さて、ここから先を読む人にわかって欲しいのは私は全肯定型のフ…

忘れられない音楽体験 〜関ジャニ∞/YOU CAN SEE

2020年のライブ初めが明日に迫ってきた。 年末に購入したまっさらなスケジュールに1番に書いたのは佐伯ユウスケさんのワンマンライブ【ウラオモテンション2】。 少しずつライブに向けて準備をしながらチケットを見て、口元が緩ませる。お風呂入りながら、ラ…